私にとっての好きなものは「コーヒー」。
あの香りを感じながら、ゆっくりと飲む時間が毎日の楽しみです。
でも、いつからか何も感じないまま飲むことが多くなったなぁと、
ここ数か月で何度も思いはじめていました。
実際、歯を磨くのと同じように、毎朝起きて、お湯を沸かして、
コーヒーを淹れるという行動が習慣化して、
本当に飲みたくて飲んでいるか分からない状態でもあったのです。
仕事場には家で淹れたコーヒーを持参。
お昼休みに温かいコーヒーを飲んで、ホッと一息つくのが
ちょっとしたリフレッシュ時間になっていました。
ただ、仕事が忙しくなり疲れやストレスが溜まると同時に、
コーヒーを飲む量も比例するようにどんどん増えていきました。
いつしかストレス発散の道具になっていたのかもしれない。
そして体調を崩しました。
久しぶりに高熱にやられて出社できず。
この時ばかりは水だけ飲んで大人しく寝ていましたが、
コーヒーを止めるなら今かもしれない!と思ったのです。
何故かというと、私は過去に2回、コーヒー断ちに挑戦していますが、
カフェインの離脱症状が激しく出た経験があるからです。
恐らく、徐々にカフェインを絶つのが身体の負担が少なくて良いのだと
思いますが、私はやめるなら一度で完全にやめたいと思うタイプ。
どうせ離脱症状が出るのであれば、体調不良を逆手にとって、
一度で終わらせようと思い、早速実行。
結果、頭を握りつぶされるような痛みを4~5日耐え、
2週間経ったいま、離脱症状はなくなりました。
これまで頻繁に起こっていた頭痛も緩和された気がします。
一番辛いのは、「コーヒーが飲みたい」気持ちをコントロールすること。
これまで惰性で飲んでいたことはあったものの、好きなものには変わりないので、
心にぽっかり穴があいた気持ちでした。
また、今回はカフェイン自体をしばらくの間絶つことにしたため、
紅茶や緑茶なども避け、水と麦茶で過ごしています。
正直、物足りなさを感じますが、自分でカフェインを
コントロールできる自信がつくまでは、この生活を続ける予定です。
・・・
家族が私の身体のことを心配していたので、
今回の挑戦を喜んでくれています。
自分にどういう生活が合うのか、
色々試してみないと分からないものです。
もしかしたら、コーヒーのない生活の方が、
体調が良くなるかもしれない。
反対に、コーヒーがあった方が、
生き生きと暮らせるのかもしれない。
長期戦ですね。
気長に試験してみます。
穏やかな時間が過ごせますように。





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